2019/3/1

合格電報

受験生の皆さん
 3月 山梨でも 梅の花、桃の花が咲き、やがて桜の花も咲く季節となりました。
 
 2月25日 JRの事故で試験時間など心配されましたが、みなさんベストを尽くすことができたでしょうか。
 
 山梨大学の前期合格発表は3月6日。学内に掲示されると同時にインターネットでも公開される予定です。
 
 筆者が大学に合格したのが40年前。当時の合格を知る手段は、学内掲示板と電報。
 
 みなさん電報って知っていますか? 結婚式やお葬式などで利用されるくらいになりましたが、当時は電報が早くて確実な連絡手段でした。
 
以下 Wikipedia 「合格電報」より
 合格電報の始まりは、1961年。早稲田大学から「サクラサク」(桜咲く)が始まりとされています。大学当局は関係なく、近くにいた人物に依頼をして電報で合否を知らせることを依頼したことに始まるとのこと。確かに、合格電報を請け負うアルバイト学生がいたり、ミスでトラブルになったり・・・。
「サクラサク」の文面から、各大学の特色を含んだ次のようなものもありました。
 
北海道大学
合格:「エルムハマネク」(エルムは招く)
不合格:「ツガルカイキョウ ナミタカシ」(津軽海峡 波高し)
 
東京大学
合格:「アカモンヒラク」(赤門開く)
不合格:「イチョウチル」(イチョウ散る)
 
福井大学
合格:「アスワヤマニハナガサク」(足羽山に花が咲く)
足羽山(あすわやま)を知らない人が、「明日は山に花が咲く」と誤読し、補欠合格や不合格と誤解するケースがあった。その後、合格通知は「水仙かおる日本海」等に改められた。
 
静岡大学
合格:「フジサンチョウセイフクス」(富士山頂制服す)
不合格:「スルガワンナミタカシ」(駿河湾波高し)
 
大阪大学歯学部
合格:「ニュウシ ハエル」(入試映える、乳歯生える)
 
*インターネットで受験番号を探す緊張感もいいですが、山梨大学の掲示板の前で自分の番号を見つけた時の喜びもひとしおですよ。
 
 春の足音がそこまで来ています。