2020/9/13

言葉のちから その185

言葉のちから   【光が熱に変わるとき】
太陽の光は、実は、 それ自体、暖かくもなく明るくもないという説があるのだそう。
なぜなら、光の通り道である宇宙空間は冷たく、暗いから。
いわれて見れば確かにそうですよね。 では、なぜ暖かく感じるかといえば
地球の空気が光を「反射」しているからなのだとか。
空気が光を反射してはじめて、明るくもなるし、熱も出る。
そしてね、これは春日大社宮司の葉室頼昭さんの本で教えていただいたことなのですが、
この日常生活で、「反射」に当たるのが何かというと・・・
「ありがとう」   つまり感謝なのだとか  「謎は解けた」
………………
ガンになった人のなかでも500人に1人くらいの割合で
放っておいても、ガンがなくなってしまう人がいるそうです。
そういう奇跡が起きた人たちの話を聞いていくと ある共通点があるのだそうです。
それは、 「ガンになってからの方がしあわせだった」と思った人たち。
「ガンになってからの方がしあわせだった」と思った人たち。
ガンになったことで、 同じくガンになった人たちの出会いがあります。
みな、死と向き合ってる人たちです。
お互いに助け合って、すごくいい仲間になるのだそうです。そして、「ガンになったおかげで、こんなにいい仲間ができた。 ガンになってからの方がしあわせだった」
と思えた人たちは どういうわけか、ガンが消えてしまう確率がとても高いのだそう。
「謎は解けた」
…………………
人生ゲームの秘密。 それは ありがとうだ。
あれが足りない、これが足りないと不満に意識がフォーカスしている限り、
きっと奇跡は起きないのだろう。
楽しい毎日は訪れない それよりも、いますでにどれだけ僕らは恵まれているか
そこに気づき、感謝したとき、執着が溶ける。
そのとき、光が“暖かさ”に変わるんだ。
光から“熱”が生まれるんだ。
光は誰のもとにも届いている。しかし、そのままではただの光だ。
その光が暖かさになり、熱になるには、そこに「ありがとう」という反射が必要だったんだ。
…………………
目が見えることが、どれだけありがたいことか感謝したことはありますか?と問われました。
僕は忘れてた。足が動くことに、手が動くことに感謝したことはありますか?
忘れてた。ごめんな、僕の全細胞。確かにそうだ。普通に見えて、歩けて、家族がいて
働けて、ご飯が食べれて、ウンコも出る。それは最高にありがたいことだ。
それは最高にありがたいことだ。
例え、ガンになったとしても、そこを嘆くのではなく、いまそこにあるありがとうに気づけるか?
例え、会社が倒産しても、そこを嘆くのではなく、いまそこにあるありがとうに気づけるか?
気づいたとき、光は熱に変わる。    ありがとう。