2020/2/12
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言葉のちから その176 |
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言葉のちから 【スタンプの発想】
あるお店のスタッフはお客さんが来ないことに悩まれていたそうです。
「どうすればお客さんを増やせるんだろう?」 「どうすればお客さんはまたお店にきたくなるんだろう」 「どうすればお客さんは喜んでくれるんだろう」
ずっと考えていた、夏のある日。 朝目覚めると、子供達のラジオ体操の声が聞こえたそうです。 最初は何気無く聞いていて、やっと終わったと思うと、 『俺もう10個たまったぜー』 なんて子供たちの声が聞こえたそうです。 何かと思えば、ラジオ体操に行けばもらえるスタンプでした。
そこでひらめいたのだそうです。
『俺もう10個たまったぜー』
『俺もう10個たまったぜー』
『俺もう10個たまったぜー』
そうなんです。今はどこのデパートでもある 『ポイントカード』の原点は、なんと、このときのラジオ体操が発想の原点になったのです。
子供たちは、そのスタンプをもらうためにラジオ体操に来ていました。 そしてその人は思い付いたのです。『私の店にもスタンプカードを作ろう』と。
これがいまやお店でも定番化したポイントカードの誕生の瞬間です。 |
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