2019/9/15

入試によく出る??? ”高齢化社会と福祉”

明日は、敬老の日。
高校生のみんなは、日本の高齢者率がダントツ世界一ということを知っているだろうか?
実際に、
・日本の高齢者人口の割合は、欧米諸国などと比べてももっとも高い。日本の28.4%に対し、第2位の比率のイタリアでも23.0%、ポルトガルで22.4%、フィンランドで22.1%。
しかも、
・主要国では日本の高齢者就業率は24.3%で、韓国の31.3%に次いで高い。アメリカ合衆国は18.9%、カナダは13.4%、イギリス10.5%、ドイツ7.4%などが続く。 

 つまり、みんなが社会人になる頃には、若い世代よりも高齢者が社会の中心であること、一方で福祉政策を支える中核となるのは若い君たちの世代という時代であるということ。
実際にこんなデータもある。
・高齢者の就業率は男性33.2%、女性17.4%(2018年時点、以下同)で男女とも前年比プラス。就業者数は男女合わせて862万人となり、比較可能な1968年以降では過去最多人数。15歳以上の就業者総数に占める高齢者の割合は12.9%、こちらも比較可能な1968年以降では過去最高比率。
 
 このような状況の変化のなかで、よりよく生きるために政治は、社会は、個人はどのように考え、どのような対策を立てていくのか・・・・。日本は北欧のように福祉が充実する前に高齢化社会を迎えています。
 明日は、TVでも色んな意見がかわされることでしょう。みなさんも考えてみませんか。