2019/8/17

大学ノートを「高校ノート」とは言わない

 
明治・大正時代の学生たちは、講義を聞き取ったメモを清書し、永久保存版のノートを作成していた。
実はそのときに愛用されたノートが、現在の「大学ノート」のルーツである。
 
当時の学生は、授業中は、わら半紙などにメモを取り、それを縦25センチ、横17.9センチのノートに書き写し、テーマごとにまとめて保存をしていた。
 
その作業に利用されるノートがいつしか「大学ノート」と呼ばれるようになった。
 
保存用なので、ノートも紙質のいいものが求められて、大学ノートといえば当時は高級品であった。
 
 ということで、「大学ノート」の語源は不明ですが、当時の学生の大変さはわかった気がします。