2019/8/18

言葉のちから その95

言葉のちから 【非まじめなハエの話】 

ロボット博士で有名な森 正弘さん(東工大名誉教授)から
 部屋に3匹のハエが紛れ込んだ。

  まじめなハエは、 窓ガラスに何度もアタックして出ようともがく。果てしない努力をするが、隣の窓が開いていることに気がつかない。それで疲れ果てていき途絶えてしまうのだ。

 不まじめなハエは、最初からどうせ無理だと何もしない。それで、自然に息途絶えてしまう。

 ところが、非まじめなハエは、一度アタックしてダメだと知ると、部屋の中央でしばらく様子を眺める。そして風の吹く方向に気づいて、開いた窓に一目散に飛んでいく、そして助かる

という話。

-問題解決のときに大切なもの。あきらめないこと。それでいて、失敗に固執しないこと。失敗を繰り返しているときは視野が狭くなるもの。一生懸命にがんばればがんばるほど、どんどん視野が狭くなる。少し力を抜いて、何か一つを変えてみる。そんな方法もあるのです。