2019/8/11

やる気スイッチの入れ方

 やる気を出すには・・・・。受験生のみならず、自分が納得するまでやり続けるための方法を誰もが知りたい。 やる気が起きない自分自身に腹をたてることもあります。
 
 やる気を出すための最良の方法は
 
 「とにかくやり始めること」
 
 アメリカの生理学者 リペットの実験では
 動作を行う準備のために送られる信号が、動作を行う意識の信号よりも350ミリ秒も早かったことがわかりました。
 どういうことか
 考える・心で念じることよりも、実際の動作のほうが脳に与える力は強いのです。脳にある側坐核という部分がやる気スイッチですが一度作業をやり始めると、この「やる気スイッチ」が入りやめられなくなってしまいます。
 つまりやる気が出るまで待つのではなく、やり始めるとやる気スイッチが入るということ。人間は、「何かをするときに、まず頭で考えてから、脳で司令を出して行動を起こしている」と考えてきました。しかし、心理学や脳科学の世界では、ひとは「行動してから考える」ということがわかってきたのです。
 
 やる気が起きないと考えるより、やってしまえば自然とやる気がわいてきます。
 
 「やり始める」ためには、やりたくないことをやるための障害をできるだけ減らしておくことです。
 やることが決まっていなくても、とにかく机に向かう。普段から、机の周りをきれいにしておいて、やるべきことに集中できる環境を作っておくこと。
 
やりたくない・・・と頭で思うよりも先に、まず行動!!
「やる気スイッチ」は「元気スイット」のです。