2019/8/8

言葉のちから その84

言葉のちから  【人間として生まれてきたこと】    

 

遺伝子工学で世界をリードする研究者で、

いま、日本人で最もノーベル賞に近いといわれる

村上和雄さん。

 

 

村上さんによると、

天才といわれてる人と、

普通のおじちゃんとの遺伝子を比べみても

99.9%は同じなんだそうです。

 

 

つまり、アインシュタインと

あなたのとおちゃんは

遺伝子的には、まったくの互角

といえるわけです。

 

 

 

「誰もが自分の花を咲かせる可能性があるということです」

        by村上和雄

 

 

 

そして村上さんはこう語っています。

 

「僕たちの遺伝子は38億年前にすでに存在していました。

 それが連綿と進化してきて現在の僕たちがいるわけです。

 その間のどこかでその遺伝子が途切れたら、

 もう僕の存在はない。

 

 ということは38億年間、

 人間の遺伝子は勝ちっぱなしなんです。

 まさに生物界のエリート中のエリート。

 お金が儲かるとか、東大に入るとか、

 それはそれでいいのかもしれませんが

 

 人間として生まれるすごさに比べたら大したことではないんです」