2019/7/19

言葉のちから その64

 言葉のちから【戦場に旅たつ前に】     

 

「かんじんなことは目に見えない」という言葉はあまりに有名

 

「星の王子さま」

の作者サン=テグジュペリが戦場に向かう前に妻に残した言葉とは・・・・

 

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

サン=テグジュペリの妻・コンスエロ 

彼女がつづった2人だけの思い出を本に書いています。

 

以下引用させていただきます。

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アルジェに向かって飛び立つ前に私を抱き締め、さよならを言ったときの

あなたの声が、まだ耳に残っています。

 

自分の心臓の鼓動のように、あなたの声が聞こえています。

 

いつまでも聞こえつづけるでしょう。

~~~

「いつまでも聞こえつづけるでしょう・・・」 

サン=テグジュペリは、どんな言葉を残して

戦場へ向かったのでしょうか・・・

 

それは・・・・

 

「泣かないで。未知のものは発見しようとすると美しいものだ。

僕は国のために戦うつもりだ。

 僕の目を見ないで。

 だって僕は 君の涙を見る悲しみと義務を果たす喜びで泣いているのだから」

 

そして、そのあとに、そのあとに、こう言うのです。

 

「置いていかなければならない宝物をもっていることを、 天に感謝したいくらいだ」

                            byサン=テグジュペリ