2019/7/15

言葉のちから その59

言葉のちから 【引きこもるのはまかせろ】   

 

宮嶋さんは

両腕がないなどの障害のある人、

ホームレスをやっていた人、

ひきこもりの人など

体が不自由な方、精神的に不安定な方たちとともにチーズつくりに励んでいる。

 

ひきこもりの人たちはひきこもるのが得意だ。

 

だから、

熟成庫にこもって、チーズを何百個と磨くそうです。

磨くことでチーズがどんどん変化するからそれが楽しくて仕方がなくなるのだそう。

そしてその楽しみがお金になるんだから。

 

両腕がない人はお腹とアゴで道具を押して掃除をする。

手のない彼がそこまでする姿を見て誰も掃除をなまけなくなったそうです。

 

彼らは様々な悩みをかかえてここに来る。

でも暗く考えたって何もならないことはみんな実は知っている。

 

だから、明るく宝探しをし始めるようです。

 

どこに自分が一番必要とされるか?

どこに自分は楽しさを見出せるか?

 

そんな宝探しです。

 

日本初の金メダルを受賞したチーズは

そんな彼らが作ったんです。

 

そろそろ、僕らも宝探しの旅に出かけようか。準備はOK?