2019/7/12

言葉のちから その55

言葉のちから 【今日はちゃんと泣いた?】
友人のドイツからの留学生の名言です。
姉は半年以上前にある男性と別れました。
それは、それで、胸にとめ、日々暮らしていたのですが、
やっぱり本当はコアな部分を見せ合った仲でもありとても悲しかったみたいです。
それをドイツ人の友人に言うと
「日本で親しい人が亡くなって、悲しむ期間のことをなんと言うの?」
と質問されたそうです。
「喪中」 と答えると、友人のドイツ人こういったそうです。 「日本人は、悲しいことがあった後、喪中しないとだめです。」
彼曰く、彼氏と別れたらすぐ「次、次!」と日本人は言うけど
ちゃんと、そのときの悲しみと向き合わないとダメなんだそうです。
それ以降、彼は、毎日のように姉に
「今日は、ちゃんと泣いた?」
と聞いてきたそうです。
姉は、それを聞き、無理やり忘れようとしていた
自分の悲しみと向き合い思いっきり泣いて、
今はそこからいろんなことを学んだようです。
悲しみと向き合うことを学んだようでした。
私もこの話を聞いて、自分に置き換えてみると
元彼氏を思い出し、逆に辛くなったし、未練も沸いてきちゃいました。
(逆効果か!?)でも、悲しみに向き合って過去を清算するのは
将来に向かって大切なことだと実感しました。