2019/7/9

山梨の魅力 =明治の学校建築=

 山梨県内には、明治期の学校が大切に保管されています。
 
室伏学校校舎 睦沢学校校舎 尾県学校校舎 春米学校校舎・ そして津金学校校舎
睦沢学校校舎は今でも甲府駅北口に保存されています。
 
そのうちの牧丘にある室伏学校校舎と津金学校校舎を訪ねてみました。
 
 
牧丘の道の駅のすぐ隣にある上品な建築物。それが室伏学校です。案内板は次の通りです。
 
また、津金学校とは、明治6年開校以来続いた地域の学校でした。明治期・大正期・昭和期(中学校)に渡って三世代の校舎が並んで建てられましたが、昭和60年[ 1985 ] 須玉小学校との合併によりその長い学校の歴史に幕を閉じました。現在、三代校舎は新しく活用されています。
 
津金学校 明治校舎 建物の中には、教室。教材や実験器具など当時のものが展示されています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
下の写真は、大正校舎。玄関の隣には野口英世の像があります。
 
 
そして、昭和校舎。「おいしい学校」としてレストランや宿泊施設があります。
レストランのメニューは「学校給食」をイメージしたもの。
 古いものを大切にし、観光資源としても活用する。そこには、新しい文化や人々が関わっています。新しいものがすべていいものではなく、古くても人の生活が感じられるものに共感することも多いことを感じさせられます。 山梨の魅力のひとつです。