2019/6/18

言葉のちから その30

 言葉のちから (大きな夢をもて)
 
ソフトバンクグループの創業者  孫正義さん。誕生日は8月11日です。

孫正義さんの物語はこうです。大流行した『スペースインベーダー』
そのブームが沈静化した直後、このゲームが大量に売れ残りました。
もう、買いたいという人はいません。しかし、そんな在庫品を孫正義さんは一挙に買い取ったんです。
誰もほしがらないから安価で仕入れられた。さてそのゲーム、あなたならどうする?

実は、孫さんはそれで大儲けしたんです。

アメリカで売り出したのです。
そんなビジネスセンスを誇る孫さんは、その後、ソフトバンクを創業。こんなエピソードがあります。
孫さんがヤフーBBのブロードバンドビジネスを始めるにあたり、社内からこう言われます。
「孫社長、本気であのNTTと戦うつもりですか?  竹槍部隊であの強大なNTTという軍艦に立ち向っていくようなものですよ。 それでも本気であなたは戦うおつもりですか?」

孫正義の答えはこうです。
「男が勝負するんならNTTぐらいの大きさがちょうど良いんだよ。 それ以下だったら弱いものイジメだよ」
日本ソフトバンクは、福岡県大野城市の雑居ビルの2階に事務所をかまえ設立しました。
仕事は、パソコンソフトの卸業。当時、社員はアルバイトが2名。そんな創業時に、孫さんはそのアルバイト二人にこう語りました。

「売上高は創業5年で100億円、10年後は500億円にする!」
孫さんのこの訓辞を聞いた2人は、その壮大な夢に感動……せず、あきれはて、すぐに退社したそうです(笑)
「3メートル先を見ていれば船酔いするけど、
 100キロ先を見ていれば景色はほとんどぶれないものだ」─by孫正義

目指すところは果てしなく広く!社員があきれはて、すぐに退社するくらいの夢をもつんです(笑)

では8月11日のミッション!
今日は友達に笑われるくらい大きな夢を描いてみよう。
語ったときに笑われるような夢でなければ、人生をかける意味などないということです。
「すってんころりんと転ぶかもしれない。
 しかし目指したものがそこにあれば、死ぬ5分前に、『ああ、楽しい人生だったな』、
 はるかに有意義な人生だったと思える気がする」─by孫正義
大きな夢を描くのも小さな夢を描くのもどちらもタダです。どうせタダなら、I have a big dream!