2019/6/15

言葉ちから その28

言葉のちから  ( 好奇心 )

「仕事は辛いものだ、みなさんはそう思っていませんか。 それは間違いです」

514種の職業を紹介した仕事の百科全書、『13歳のハローワーク』の中で村上龍さんはそう言っています。

「たとえばわたしの仕事、それは小説を書くことで、楽ではありませんが、 辛いから止めようと思ったことはありません。止めようと思わないのは、 そこに充実感があるからです。小説を書くこと以上に充実感があることは、わたしの人生にはありません」

では、どうすれば好きなことや自分が興味を持てる職業を探すことができるのでしょう? 

それは探すというよりも、「出会う」という感覚のようです。

「自分は宇宙のことが好きだな、お花が好きだな、物を書くのが好きだな、人間のことを考えるのが好きだなと気づいたあと、好奇心を消さずに、世界に対してオープンになっていれば、『いつか出会う』」

どうすれば好きなことや自分が興味を持てる職業を探すことができるのか? 
それは探すというよりも、好奇心の先に「出会う」感覚だと村上龍さんは言うのです。

毎日歯は磨いてるのに、でも、毎日好奇心は磨いているだろうか?
目の前のかわいい子は絶対に見逃さないのに、ふと湧きあがる好奇心を見逃してないだろうか?その小さな好奇心を大切に育んでください。
だって「誰もあなたの代わりに生きてはくれない」by村上龍

からです!

 「好奇心」、そのど真ん中に隠されてるのは「奇」

「奇」の「跡」を追え。
そこに待っているのは、「奇跡」

ふとわきあがるその好奇心こそ
あなたを伝説のスターに導くのです。