2020/2/16

言葉のちから その177

 

言葉のちから  (前へ)

 

私は大学時代、強豪明治大学にてラグビーに打ち込んでいました。

 我が明治大学の監督には、「神様」と呼ばれた方がました。

67年間も監督をされた、

故・北島忠治氏です。

北島監督が最後、病院のベットで永眠されるまで、

常にいい続けてきた言葉を紹介したいと思います。

 

その言葉とは・・・・わずか2文字なんです。

 

北島監督が病院のベットで永眠されるまで、常にいい続けてきた言葉です。

その言葉とは・・・・

それは

 

「前へ」

 

 平成8年。

その偉大なラガーマンがこの世を去った。

 

彼の名は北島忠治。

 

彼は、昭和4年から亡くなるその日まで明治大学ラグビー部の監督であった。

北島監督の座右の銘であるこの「前へ」という言葉は、短いが非常に奥の深い言葉であります。この短い言葉には「最後まで最後まで絶対にあきらめるな」という意味が込められています。

 仕事や人生において、負けるはずのないときに負けるのは、諦めたとき。

 

だから勝てるはずのないときに勝ったというのは、最後まで諦めなかったからなのだということです。社会という世界で生きていくときこそ、この「前へ」という言葉が生きてくる。

「前へ」というのは後ろを振り向かずに小細工をしないでまっすぐ進みなさい、

という北島監督の哲学である。

私が入部した頃、北島監督は既に病院にて療養されており、

残念ながらグランドで指導を受けることは出来ませんでした。

 

しかし社会に出てから、日々この言葉の重みを感じております。

  「前へ!!」 
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