2020/1/21

牛乳1リットル問題!?

 Yahooニュースから
  大学での学びも、教科書に書いてあることをうのみにすることなく、身の回りのことに疑問を持って解決することから始まります。そのプロセスで発見があり、その発見が次の発見につながります。ノーベル賞を受賞した大村先生はゴルフ場の土から菌を発見し、そこから世界中の人を救う薬品を開発しました。
 
 さて、牛乳1リットル問題とは
 
 
 牛乳の1リットルパック。その形状から計算で体積を求めると
 
 
955mlにしかならない。 私も今朝冷蔵庫にある牛乳パックを測ってみました。
縦の長さがちょうど20㎝でしたが、それでも1リットルに足りません。
残りの45mlはどこになるのでしょう? まさか表示のトリックか偽装表示か?
 
 そこで、ニュースの記事では、実際に牛乳の量を測っています。
 
すると、中身はちゃんと1リットルに入っています。
 これが小学校で算数の計算問題として授業で物議をかもしました。
 
どこにあるのか? 上の三角の部分でもなさそう。
 
そうです、牛乳が入った牛乳パックをよく見ると、おなかの部分が膨らんでいるではないか。おそらくその部分でしょう。
 
実はこの謎について、日本乳牛協会が説明をしている。 それは、「牛乳をパックに入れると中に圧力がかかり、膨らむ。そのため、パックは955mlでも、膨らみの分だけ量が増え、1リットル入る」というのだ。
 
やはりそうだった。

学校の授業がきっかけでたちまち物議を醸すこととなった今回の謎。 マーケティングアナリストの原田曜平氏はその背景に食品表示への関心の高まりがあると指摘する。

マーケティングアナリスト・原田曜平氏: 自分が体に入れるものですから、そういう社会問題が取り上げられればひ日頃から自分たちも意識するようになるので、身近さというのがネット上で盛り上げる前提条件になると思う。

教育経済学者・中室牧子氏: 授業の中で身近なものを題材にして勉強するのはとても良いことだと思う。教科書的な解答と現実は違う。もし子どもたちがそういうことを学ぶきっかけになったら素晴らしいと思う。

 
という内容の記事です。