2019/8/11

山梨の魅力 カタカナ混じりの市名

全国でも珍しいカタカナ混じりの市名が山梨にある。
 
「南アルプス市」
 
 日本では、1964年に誕生したニセコ町に次ぐ、2つ目。
 2003年に櫛形町・若草町・白根町・甲西町・八田村・芦安村の4町2村が合併し誕生した。
 1999年から約10年間に渡り、政府主導で行われた市町村の合併。「平成の大合併」と言われる。1999年には3200あまりと言われた全国の自治体数は、最終的に1700程度までに合併により減少した。山梨県でも市町村64から最終的には27までに減少する、山梨県は市町村合併のモデルケースと言われるほど成功例が多いと言われている。
 
 その中で誕生したのが「南アルプス市」
 最終的な候補としては、『南アルプス市」「こま野市」「峡西市」の3つ。
 得票数最多の「南アルプス市」が誕生した。
 
 かつてカタカナ混じりの市名で「南セントレア市」騒動があった。
 愛知県の美浜町と南知多町の合併に際して提案された市名である。この奇妙な市名は住民の移行などは完全無視。中部国際空港(通称セントレア空港)にあやかろうという魂胆が丸見えで不評を買って、住民の反対もあり合併反対が起こりご破算となった。
 
 この騒動は、南アルプス市決定の次の年のこと。いまでは、「南アルプス」に透明感のある印象を抱く人も多く果物の産地としても観光農園も多いので、おしゃれなイメージもあり、個人的には好きな名前です。