2019/7/23

ひらめきとミライの授業

 高校生の夏に薦めたい2冊の本があります。
 
1つは、京都大学の瀧本 哲史先生の「ミライの授業」(講談社)
 本の中に 14歳の君たちへ と未来をつくる14歳へのメッセージが書かれています。
 つまり、中高生へあてたミライをつくる、考えるための本です。
 
 この本な中には多くの偉人について書かれていますが、成功談ばかりではありません。失敗をし、苦しみながら 何を成し遂げたかがひとつひとつわかりやすく丁寧に書かれています。
 ある人の一生を別の人の一生と対比した例も出てきます。
 
 本学の卒業生の大村智先生についても「ごくふつうの高校教師だった世界的化学者」として紹介されています。コロンブス、森鴎外、スティーブ・ジョブズ、ベアテ・・・。
 
もう一つの書物は、県立図書館の子どもの本のコーナーから借りてきた「ひらめきとイノベーションの授業」(ダイヤモンド社)
 本のタイトルに、未来のために僕たちが今やるべきこと・・・ と書かれています。
 まず、これらの子どもたちが生きていく社会の変化について書かれています。
 コンピュータ、貧困、AI  ・・
 そして、これからの世界で生き抜くためには、新しいものを生み出すこと。そのためには
 「苦労するーひらめく―アイデアを形にする」の3つのステップを具体的にどのようにすればよいのかが書かれています。
 
この2冊に共通する言葉を思い出しました。
 
最後に、未来を予測する最善の方法は、それを発明することだ
  アラン・ケイ
 
ぜひ、この夏、読んでみてください。