2019/7/14

中高生へ 「多面的・総合的な評価とは?」

 高大研より  中高生の皆さんへ
 
「評価」という用語についても整理が必要のようです。
 
評価を「点数をつけること」という意味で使っている人と、「教育活動を振り返り・改善するため、様々な方法で資料を収集すること」という意味で用いている人がいます。
 
 前者は、エバリュエーションやグレイディングといわれるもので、後者はアセスメントと言われるものです。アセスメントには、その結果を本人に教えたり、返したりする(フィードバック)ことで、成長を促進することができます。
 
 さて、新しい入試では「多面的・総合的な評価」を用いて、学力の3要素をバランスよく入試選抜に活用することとしています。
 この用語も、「多面的な評価」と「総合的な評価」に分けることができます。(下図)
 
 次回は、ポートフォリオについて、簡単に解説をします。