2019/7/10

センター試験 え!? こんなトラブルが・・

 来年1月の大学入試センター試験まで あと200日を切りました。
 受験生にとっては、勝負の夏休みに入ります。基礎を固めて、記述・論述をつける。英語の長文に毎日チャレンジするなど、それぞれの弱点を克服しましょう。
 
 さて、そんなセンター試験にも多くのドラマがあります。また、信じられないようなミスも・・
 問題を作るのも大変だが、問題をUSBなどで持ち出してはダメ。まして試験会場から持ち出して予備校関係者に渡したというのも、当時は長崎で話題になりました。
 
Wikipedia 「大学入試センター試験」の項目によると
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2007年12月14日、大学入試センターは、2008年度のセンター試験で問題作成を担当している委員の所有していたパソコンとUSBメモリが盗難に遭い、一部の問題を差し替えることを発表して謝罪した。試験実施の約1か月前という時期に、急きょ1教科分の冊子を丸ごと刷り直したのは、センター試験が始まって以来初めて。問題作成に当たった「教科科目第一委員会」に所属する大学教員が11月下旬、問題の検討過程で作成した資料を入れた私物のパソコンとUSBメモリをセンター外に持ち出し、盗まれた。試験問題に関する資料をセンター外へ持ち出さないよう、問題作成委員には周知徹底されているが、盗まれた委員は「自宅でよりよい問題を作りたかった」と話しているという。資料は1年以上前のものだったが、センターによると、実際の試験問題を推測される可能性があるという。パスワードがかけられており、現時点では資料の流出は確認されていない。試験自体は予定通り実施された。センターは「該当人物の特定や受験生の混乱を避けるため、差し替えられた問題や盗難の状況などは試験実施後まで公表しない」としている。報告を受けた文部科学省は、センターに対して再発防止を徹底するよう厳重注意した。
 
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2013年の試験では、長崎市の活水女子大学試験場で「地理歴史」「公民」の試験時間中に、一時退出した女子受験生が問題冊子を不正に持ち出し、試験場の外にいた予備校関係者に渡すという不正があった。センター試験で試験時間中に問題が持ち出されたのは初めて。大学入試センターは女子受験生を不正行為で失格にした。