2019/7/9

言葉のちから その53

 言葉のちから   (失敗には一定の法則がある)

 

●失敗には一定の法則がある。

 

あるビジネスセミナーで「社長業に向く人の10項目」というのがありました。

10項目で10点満点。社長業には、決断力が重要。強靭な意志も必要だ。

組織を動かせるような力もなければ誰もついていかない。

このセミナーでは6点までの人の手をあげさせて、講師は最後にこう言ったのだそう。

 

「いままで手をあげてない人がいるね。 その人は経営者に向かない。即刻やめなさい。その方があなたにとっても、従業員にとってもしあわせです」

ほとんどの方が7~8点だったのに、この方は3点だった。

経営者失格。もう即刻やめなさいのレベルです。

この方のお名前は・・・・・・  矢野博丈さん。

堂堂たる3200億円企業を率いる100円ショップ ダイソーの社長です。

 

「わたしなんか、今日の昼飯でさえ何にしようかと、 

 よう決められんのに、決断力なんてあるはずがない」

                  by矢野博丈

 

3200億円企業のトップですら、社長業に向いていない。即刻やめなさいと診断されてしまうことがあるように成功者に一定の法則を見出すのは難しいようです。

「成功者に法則はなく、失敗者のみに法則がある」

これは、いま読んでる「華僑大資産家の成功法則」(実業之日本社)の中で、著者の小方功さんが華僑の方から教えを受けた言葉です。

      「成功者に法則はなく、失敗者のみに法則がある」

 

失敗者のみに共通するたったひとつの法則を知っておくことは、とても大切だという気はしませんか?

失敗者のみに共通する法則とは・・・

 

それは・・・・・

問題を人のせいにする習慣だそう。

問題を人のせいにする習慣だそう。

 

商売に失敗した人は

「仲間の信頼がえられなかったから」とか

「店の場所が悪かった」とか

「取引先が倒産したから」とか

必ず問題をなにかのせいにしているのだそう。