2019/6/28

『高校生の留学に関する意識調査』より

サッカー日本代表に選出され、レアルマドリードと契約した18歳 久保建英選手。
 小学4年生でバルセロナの下部組織に入団。2か月後にはスペイン語を話せたといいます。
 これまでのインタビューでもスペイン語や英語で普通にしゃべっている姿を見ることができます。 スポーツだけでなく、海外での経験が人間的にも成長できる機会となることは、多くの経験者が語っているところです。
 
 そこで、気になる記事を目にしました。
 
 6月26日の新聞記事より (産経新聞 読売新聞)
国立青少年教育振興機構の「高校生の留学に関する意識調査」から
   日本の高校生の半数は海外留学をしたいと思っていないことがわかった。
                  (日米中韓の4か国の国際比較より)
 
〇留学をしたいと思うか
  「思わない」 日本48・6%  中国 42.6%  米国 38.4%  韓国 31.7%
 
〇日本の高校生が留学をしたいと思わない理由
  「母国の方が暮らしやすい」 54.0% 
  「外国で一人暮らしをする自信がない」48.1%
  「言葉の壁がある」46.1%
 
〇米国や中国では
  「親元から離れたくない」が50%以上だったが日本では、13.3%と低かった  
 
〇各国ともに男子より女子の方が留学に積極的であることも判明
 
 留学に対しては、異文化体験・異文化理解の観点からも多様な人々と触れ合う機会は重要です。これまでも日本人は島国で育ち、歴史的に見ても語学へのコンプレックスが強いと分析されています。
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留学には、お金と時間が必要です。
 
 山梨大学では、海外の提携大学が数多くありますし、留学を支援する制度もあります。
 また、留学をしなくても海外からの学生も多いので、山梨大学の中でも外国の友達と交流することで語学を身につけることもできます。
 大切なのは、自分から一歩踏み出せるか。 期待しています。