2019/6/25

修学支援制度を理解しよう

今年度から始まる就学支援制度
 高等教育の無償化は給付型奨学金と授業料等減免のセットで、住民税非課税世帯、およびこれに準じる世帯からの高等教育機関への進学を支援する制度。所得要件を満たしたうえで進学意欲が確認されれば、原則として高校での成績は問わず支援を受けられる。大学、短大、高等専門学校、専門学校への進学者が対象で、2020年度に2年次~4年次に進級する学生も対象となる。

今進行中なのが2つ
その1つは  給付型奨学金の予約採用に向けての募集要項の配布の開始
2つ目は  高等教育無償化に向けての大学等の要件確認の開始
 
  社会全体で高等教育機関への学びを支援しようとする制度が始まります。
  制度の仕組みは家族の収入、給付型奨学金、授業料の減免措置、とか難しい制度のようですがしっかりと理解して活用していけば無理なく進学も可能。
 
  高校での成績は問わない支援ですが評定平均3.5以上と未満では次のように手続きに違いがあります。
 
文科省の資料には

今回の高等教育の修学支援新制度においては、高等学校等での在学時の成績 だけで否定的な判断をせず、明確な進路意識と強い学びの意欲が確認できれば 支援の対象とすることとしています。
支援を希望する生徒の申請時までの評定平均値が 3.5 以上である場合、高等学 校等における当該生徒の日常的な学習状況等を踏まえ、支援対象者の候補者とし て推薦することができますので、奨学金の手続きとの関係で、学修意欲等の確認 に係るレポートや面談の記録を残していただく必要はありません。
評定平均値が 3.5 未満である場合、本制度においては、進学後、しっかりと 学修することが求められることを十分に踏まえ、この手引きに沿って、明確な進 路意識と強い学びの意欲を確認し、そのレポートや面談等の記録を残していた だく必要があります。