2019/6/25

主体性の評価=茨城大学・群馬大学=

 

 

全国の大学は、多面的・総合的な評価によって主体性等の評価」をどのように行なうかを検討しています。中でも学校長による「調査書」と、生徒自身が作成する「活動報告書」や「志望理由書」は重要な選抜の資料となります。

 そこで、茨城大学と群馬大学の告知分から
茨城大学の場合(告知文より)
 主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度(主体性等)については、面接あるいは プレゼンテーションを課して評価します。ただし、一般選抜(前期日程・後期日程)にお いてそれらを課さない場合は、ポートフォリオまたは調査書を活用して評価し、その配点 は50点とします。評価基準は全学共通で、段階別評価とします。ポートフォリオまたは 調査書は、高校生生活において受験者が教科学習、部活動、生徒会活動、ボランティア 活動、取得資格等に取り組む中で、どのように学びに向き合ってきたか、また、主体性 等をいかに高めてきたのかを主に評価するものとして活用します。

群馬大学の場合(告知内容より)
主体性・協働する態度について 面接や調査書等書類により、「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」を評価します。 調査書の「特別活動の記録」の欄については、具体的に、かつ簡潔に記載されていることが望ましいです。また、「指導上参考となる諸事項」の欄には、以下の1から 6の項目が前記と同様に具体的に、かつ簡潔に記載されていることが望ましいです。

<pre>1各教科・科目及び総合的な学習の時間の学習における特徴等2生徒会・委員会、学校行事等での行動の特徴、特技等3部活動、ボランティア活動、留学・海外経験等4取得資格・検定等
5表彰・顕彰等の記録
6その他(特記事項がある場合は備考欄に記載)</pre>
page4image669468752page4image669468944

提出書類については、高大接続ポータルサイト「JAPAN e-Portfolio」を利用した 提出が可能ですが、従来どおりの紙媒体による提出も平等に取り扱います。

page4image669475968

 補足:2020年度 群馬大学と宇都宮大学との共同教育学部の設置
  共同教育学部の構想は全国初 授業はそれぞれ入学した大学で受講
  それぞれの大学の教育資源を共同で活用できることがメリットのようです。