2019/6/6

英語民間試験の活用(最新の新聞より)

  6月1日・2日と立て続けに新聞各紙が「2021年度入試の英語民間試験の活用について」掲載をした。
 
 その記事の扱いや内容について、各紙様々なとらえ方をしていて興味深かった。
全体の概要は、
・文科省が国立大学82大学について5月13日時点の調査を報告した。
・79校が英語民間試験を何らかの形で利用する。全く利用しないのが、北海道大学・東北大学・京都工芸繊維大の3校
・出願資格として活用するのが40校。うち、A2以上が東大・大阪大・九州大など25校 A1以上が13校。
・点数化し加点するのが33校
 
 
さて、新聞の見出しを見ると
 
●産経新聞  「英語民間試験 79校活用  資格が出願条件、点数化点も」
●山梨日日新聞「山梨大など79校 英語検定を活用」
●朝日新聞「13国立大 英語「中卒程度」条件 」民間試験成績 広く出願ねらう」
●日本経済新聞「国立大4割 合否使わず」
 
 朝日新聞は、A1以上の出願条件を「中卒程度」と表現
 日本経済新聞は、出願条件とした大学を「合否には使わず」と表現
 
 地元の山梨日日新聞は、山梨大学に取材をして、民間検定試験の活用を「検討中」とし、7月末までに学内で方針を決める。と報じている
 
(下表は産経新聞 6月1日)