2019/5/3

連休後半 =時間に関する話題=

 連休も後半に入りました。 前半は天候も不安定であったのが、ここにきて全国的にも晴天に恵まれているようですね。
 
 さて、「楽しい時間はあっという間に過ぎるもの」 時間について2つの話題です。
 
○子供の頃よりも1年があっという間に感じる
 年をとるにつれて子供の頃よりも時間の経過を早く感じるようになります。これを『ジャネーの法則』といいます。フランスの哲学者、ポール・ジャネが最初に指摘したことから名付けられました。
なぜ?
 年齢を増すに従って単調な生活になるためだという説があります。たしかに子供のほうが新しい経験をする機会が多く、記憶や意識にも残りやすい。それがおとなになると単調なことの繰り返し。早く時間が過ぎてしなうということです。
 また、5歳の子供の1年間はそれまで生きてきた年数の5分の1。50歳の人にとってはそれまで生きてきた50分の1となります。それまで生きてきた年数に対する1年間の割合が少なくなってきます。つまり、5歳の人より50歳の人のほうが1年間を10倍早く感じていることになります。
 
○「昔は良かった」と過去の自分を美化してしまう ー このことを英語では「バラ色の回想」といいます。判断や考えを自分の都合の良いものに変化させてしまう「認知バイアス」の一種です。つまり、非常に良いことや非常に悪いことは記憶に残りやすく、そこそこの記憶は、もっと良い記憶に変化し、その他のあまり良くない記憶は忘れてしまうことが多い。これは精神的ストレスを軽減するために備わっている本能ということができます。
 
つまり、若くても年をとっていていも、その一瞬一瞬を一生懸命に生きていくことで単調な時間が有意義な時間に変わっていくでしょうし、できるなら楽しい思い出や良かったと思える記憶が残るほうが「昔は良かった。今もすばらしい」と思える人生になるのでは。
 
 みんなは、この連休にどんな思い出ができましたか・・・。
 
 長崎-博多間を走る特急白いツバメ号です。特急「あずさ」や「かいじ」も素敵ですが、九州では幅広い人気者です。