2019/4/23

国語記述・英語外部認定試験

国語記述問題・英語外部認定試験に関する情報

出典:Between情報サイト

http://between.shinken-ad.co.jp/hu/2019/03/2021nyushi.html

●CEFRの段階ごとの加点情報を具体的に示す国立大学も

 国立大学の間では、国立大学協会が示した入試改革に関する基本方針、および共通テストの外部検定と記述式問題の活用に関するガイドラインや参考例に沿った変更が目立つ。外部検定を全受験生に課し、「出願資格とする」または「加点方式で活用する」というケースがほとんど。  より踏み込んだ内容としては、外部検定と大学入学共通テストの英語の両方を課す(弘前大学、宮崎大学など)、「大学入試英語成績提供システム」に参加するすべての外部検定を対象にする(岡山大学、琉球大学など)、CEFRの「A2以上」を出願資格にする(千葉大学、東京農工大学など)、共通テストの英語の試験と合わせた総得点に占める最高点の加点比重を「2割(程度)」とする(北海道教育大学、新潟大学など)といったものがある。  加点方式を採用する静岡大学は、CEFRの段階ごとの加点を「C2は50点、C1は40点、 B2は32点、B1は24点、A2は16点、A1は8点」(共通テストの英語の試験と合わせ250 点満点と想定した場合)と具体的に示している。

 一方、兵庫教育大学は「C2とC1は50点、B2は40点、B1は20点、A2とA1は加点なし」としている。

 国語の記述式については国大協の例示通り、段階別の成績を点数化してマークシート式の得点に加点して活用するという大学がほとんど。  国大協の基本方針とは異なる判断をした大学もある。北海道大学と東北大学は2020年度は外部検定の受検を出願要件にしないという。

 東京大学と名古屋大学はCEFRのA2以上の成績に加え、これと同じレベルの英語力があることを証明する高校の書類も出願要件として認める。  https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/admissions/undergraduate/e01_admission_method_03.html  http://www.nagoya-u.ac.jp/admission/upload_images/190208.pdf