事前連絡  注意事項
 当日の配布資料 
 
5月12日(日) いよいよYAMANASHI-WAY 2年生プログラムがスタートした。
 9:00受付開始にもかかわらず、8:30前には大村記念館の前に一人の女子高校生がすでに開館を待っている様子。
 
 「初めて参加するので緊張しています」
 
 8:30過ぎには続々と高校生が集まり始め、受付のプリント配布を手伝う者、いすの整列を行う者、自分の名札の記入を工夫するもの、初めて会った生徒と談笑する者。様々な高校生の姿を見ることができました。 66名の高校生、5名の高校教員、5名の大学教員が参加。
 
 さて、すでに会場は8つのグループに分けて座る準備ができていました。
 
 まずは、いきなりの藤先生のアイスブレイクからスタート。
 高大接続改革とは? これから求められる資質・能力は何? という話から、『主体的、対話的で深い学び』をわかりやすく説明がありました。
 さらに、前半の講師である馬籠先生が登場。参加者の上空を1機のドローンが旋回していきました。
 その後、「垂直思考と水平思考」「アイデア・発想法」についての解説のあと、グループワークが行われました。
 
 テーマは「こんなドローンがあれば、このように活用する」というユニークなドローンの発想を課題として、個人⇒中グループ⇒大グループを提案をブラッシュアップしていきました。
「目に見えないようなドローンを血管に注入し病気の患部に投薬したり手術する」「顔認証システムを装備したドローンで犯人探しをする」「被災地で物資の輸送や救助、被災状況の観察把握に用いる」など、様々な提案がなされました。
 
 その後、馬籠先生から 宇宙監視システムやドローン(水中も含む)など現在実現しているシステムについて概要が説明され、現在馬籠先生が研究をしているドローンの狩猟への活用についての研究の成果について発表が行われました。
 
(休憩)
 
 これまで、山梨大学には理系の学部が多いこともあり、理系の研究成果について学ぶことが多かったのですが、今回教育学部の法学が専門の森元先生から「天皇機関説について考える」をテーマに、研究の成果や大学での研究、法学を学ぶこと等広い視野から興味深い話がなされました。また、平成から令和に移り変わったこともあり、タイムリーなテーマでした。
 森元先生の明るい雰囲気に巻き込まれるように、天皇機関説と天皇主権説の対立の背景などの難解なテーマに取組む高校生の姿はとても印象深いものでした。
 与えられた課題は、「美濃部が天皇機関説を唱えた理由は何なのか?」という、歴史的な背景や法学者の間の人間関係などまで踏み込んだ解釈など、これまでの歴史のとらえ方とは違う視点で学ぶことができたようです。
 
 このように、テーマや課題を設定し、個人やグループで考え、自分たちの意見を述べあう機会はとても有意義だったようで、満足度の非常に高い(88%)、第1回目のYAMANASHI-WAYでした。